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インヴァスト証券の新しい取引方法トライオートの戦略(4)-擬似トラリピの設定例
2014年3月に登場したFX取引の新しい形トライオートの戦略記事です。
シリーズとしてトライオートの利用方法や戦略内容について実際の方針なども加えて書いていきたいと思います。今回は擬似トラリピ的な使い方の一つの例を上げてみます。
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あくまでも例ですので、その時の為替の状況で通貨ペアや最適な設定があると思います。設定を考える上で考え方の参考にしてください。
トラップを張る上で基本的な考え方
・トラップを張るのですからある範囲の中でレンジ的な動きをしてくれる通貨(重要)
・長期保有リスクを考えると+スワップのポジション組み合わせ
・過去を振り返って十分安値から入れる通貨
基本的に長期運用のリスクを抑えて、その中で為替変動してくれればくれるほど利益が積み重なります。ボラティリティは自分の設定で合わせることになりますが、そこも重要ポイントですね。
上記のような視点で攻めたい為替ペアと今トラップを仕掛けるべきか?といのが考えどころです。一番分かりやすいのがイメージしやすいドル円、ユーロ円、豪ドル円などメジャー通貨の組み合わせかもしれません。
まぁ、最初の入りが一番難しいところですが探すの楽しいですので探してみましょう。
擬似トラリピの設定例(EUR/CHF)
ユーロスイスという通貨が例として一番わかり易いと思うので例にあげて説明してみたいと思います。
ユーロスイスの過去10年のチャートです。これを見ると2011年に大きくしたに割り込んでから1.2を防衛ラインとしているのが分かります。これはスイス銀行が1.2を防衛ラインとして決めているため国を上げたスイス銀行との戦いになっています。下値の安心感が政府公認(しかも世界の銀行スイス)なので多少の安心感があります。
というわけで設定の一例として
通貨:EUR/CHF
ポジション:買いのみ
トラップ:小刻みなので10pips
入る値と本数:1.2010~ 現値の状況を見て刻みと本数を決める
といった設定が出来ます。ただクロス通貨の取引なので少し計算がややこしいですね。
擬似トラリピの設定例(USD/JPY)
せっかくなので誰にでも分かりやすいドル円でも考えてみましょう。
過去10年を振り返ると80~120円でこのグラフでは100円辺りになっています。数年のスパンで見れば20円程度の変動は覚悟が必要だと思います。
また視点としては今の値段が買いから入る上で安いかどうか?また考えている期間で許容される円高状況がどこまでかで本数と刻みを考える必要があります。
設定例ですが100円が節目的に考えやすいと思うなら
通貨:USD/JPY
ポジション:買いのみ
トラップ:小刻みに30pips
入る値と本数:100~ 現値の状況を見て刻みと本数を決める
例えば50pips刻みで10本と考えると105円までのレンジ相場で機会が増えます。より分かりやすくするためにはトラップの刻み幅と合わせたり刻み幅を狭くすると注文機会が増えます。
ただトライオートはトラップするために開発されたものではないので、もっといろいろな取引方法が出来ます。考えは人、取引はシステムが基礎ですのでどちらかというと相場をみて異常なほど安いと感じる通貨に対して戦略を立てていく方が分かりやすいかもしれません。
そういう視点で擬似トラリピの記事はこの辺りにしておいてもっと別の視点での戦略を考えてみたいと思います。
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